つくば生活日記

2022年4月からつくばで単身赴任スタート。つくば生活の出来事を記録します。

日本の食を支える農研機構

つくばには様々な研究機関がありますが、

農業と食品産業の発展のため、基礎から応用まで

幅広い分野で研究開発を行う機関が「農研機構」です。

1893年(明治26年)に設立された農商務省農事試験場が

起源の組織で130年の歴史を誇ります。

この農研機構の研究成果などを一般に公開する施設が

食と農の科学館」です。

 

つくば市内から少し離れた場所にあります。つくバス南部シャトル「農林団地中央」下車。

現在は平日のみ開館、入場無料です。

館内は研究成果を紹介するエリアと、農業技術発達資料館の2つのエリアで構成。
左が東日本震災関連の研究成果、右が2022年度の優秀な成果を紹介してます。
こちらは農業機械の歴史を紹介するコーナです。手作業から機械化されるまでの紹介。

農業機械に関しては埼玉県さいたま市に研究部門があるようです。行ってみたいな。
リンゴの品種改良の歴史紹介。日本で有名な品種は元々は海外品種だったのですね。

こちらのコーナーは研究成果を紹介するエリアです。工夫された展示で見やすいです。
樹木精油を利用した空気浄化剤の開発の成果。市販品に応用されてます。

こちらはイチゴの改良成果の報告。桃に似た香りの「桃薫」が食べてみたいです。
地上1m付近の農業に用いる地層の研究も行ってます。

以前、産総研の地質標本館に行きましたが、

あちらはもっと深い部分の地質の研究で、

扱う深さが異なるとのこと。地質標本館の紹介は⬇️


最後はお米に関する展示です。世界の品種の紹介は初めて見たので興味深いです。
日本で栽培されるほとんどが、コシヒカリとその血縁関係の品種なんですね!!

お米の展示はとても詳しくて為になりました。

特に日本で栽培されてる品種のBEST10が

すべてコシヒカリに繋がる品種なのは驚き。

土日も開館してくれたら、もっと利用しやすいと

思いますね。コロナ禍になって土日が閉館に

なってしまった様ですが、きっと再開されるでしょう。

改めてつくば地域には日本を陰で支える研究機関が

集積してることを再認識しました。

 

この周辺は桜もきれいですよ🌸

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