つくばに引っ越して来てから、いろいろな研究所の一般公開を見学しましたが、
今回は初めて土木関係の研究所を見学に行きました。
国立研究開発法人「土木研究所」と、国土交通省「国土技術政策総合研究所」の
一般公開です。11月18日の「土木の日」にちなんで、毎年18日に近い土曜日に
一般公開してます。今年は11月16日が一般公開です。
利賀ダムの完成予定時期は7年後の2031年です。完成したら見に行きたいです。
このエリアにある撤去された橋梁の一部は、痛み具合の研究材料だそうです。
研究成果は橋の建設や、保守のルール作りに役立てられています。
「噴砂」という言葉は初めて聞きました。新たに堤防などを作った時に
水圧などの変化によって、堤防の下を潜った水が砂を伴って地上に噴き出す
現象だそうです。原因調査のために地面を掘って地層を剥ぎ取って原因を
調査してるそうです。
想定する最高速度によって、最低輝度が決まっているとの説明を聞きました。
知りませんでした! 40km、60km、80kmの3つの速度用の輝度で
見え方の違いを体験できました。このトンネルでは車両火災時の煙の
挙動などを検証する実験も行われました。
人間が配管内に入って検査しなくてもよくなるために、ロボットやドローンなどを
使って検査の検証用に貸し出される事もあるそうです。日本全国の下水道の
保守の確立の為に役立っています。
土木研究所、国総研ともどんな研究しているのか、全く予備知識が無いまま
一般公開に行きましたが、想像以上に面白かったです。こんなに多彩な研究を
されているのですね。地図上で試験走路があるのは知っていましたが、
高速道路の看板の書体の研究などを行っているのは初めて知りました。
5時間では全て見ることは出来ませんでしたが、また来年も是非訪れてみたいです。
おかげで楽しい週末になりました🎵
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